雑多な情報サイト(ケア業界編)

職場探しのポイントから恋愛事情まで、業界に関する情報をお届け

介護業界を取り巻く現状をチェック

高齢化社会が進んでいる中で、介護業界を取り巻く現状はどのようになっているのか気になるところです。
何故なら、介護業界は需要が多い分野であるため、転職先として検討している人が多いからです。
今回は「平成25年度介護労働実態調査」を基に、介護業界の現状を見ていきます。

まず介護職員の就業形態について、正社員が6割弱、非正社員が4割強となっています。
一方訪問介護員では正社員が約2割、非正社員が約8割です。
これは介護職員と訪問介護職との間で、就業形態に差があることを示しています。
一方年齢層については、20歳代が全体の約25%、30歳代が全体の約35%、40歳代が全体の約20%です。
このように20歳代から40歳代まで合わせると全体の約80%を占めており、働き盛りの年代が活躍していることが分かります。
介護業界は力仕事が多いため、若い人の活躍が必要なのです。

介護職の給料を見てみると、社会保険・社会福祉・介護事業の平均月給は約24万円といわれています。
一方、産業全体の平均月給は約32万円といわれており、金額に差があることが分かります。
介護業界の賃金は伸びていますが、他の産業と比較すると水準がまだ低いため、待遇の改善が望まれています。
しかし、介護を必要とする人はこれからも増えてくることから、需要が益々大きくなることは確かです。
そのため、労働条件の改善に企業や政府も一生懸命取り組んでいるのです。
実際に改善の兆しもあることから、転職先として検討しても良いでしょう。