介護業界にはスキルアップをするための機会が豊富にありますが、主な条件は知識や技術は勿論のこと資格取得も含まれています。
ここでは介護職で得た経験をどう介護業界で活かせるかや資格を活用したスキルアップについて紹介していきます。
まず介護の現場にはそれぞれ役割がありデイサービス・訪問介護事業所・健康型有料介護施設等勤務する場所によって仕事内容は変化します。
例としては要介護1～5の高齢者が日帰りで身体介護や機能訓練を受けられるデイサービスで勤務してきた人が、そこで得た知識や技術を今度は要介護3以上の方が対象の特別養護老人ホームで活かすという場合もあります。
このように介護業界には沢山の施設があり生活支援・身体支援・機能訓練等自分が経験したいものによって施設を選ぶことも出来ます。
介護でのスキルアップは勤務する施設によっても可能であるのは知られていますが、資格取得によっても介護業務から相談業務や事務方に移る方法もあります。
その一つに介護の幅広い知識や技術を必要とする他、要介護者や家族等のニーズに合った介護サービスを企画する必要があるケアマネージャーがあります。
介護士が現場担当であるのに対しケアマネージャーは事務方であり、介護プランの作成や入居者の受付・必要に応じて入居者とコミュニケーションを取ることもある責任の重い職業となります。
その分介護で働いてきた経験や知識が活かせ業務の中で更なるスキルアップをしていくことが出来るのも特徴です。
この他にもホームヘルパーや認知症ケア専門員・社会福祉主事任用資格等があり、幅広いスキルアップの機会が用意されているのも介護が注目されている理由です。